お茶コラム:緑茶と健康

日本茶鑑定士・日本茶インストラクターによるお茶コラム。
今回は「緑茶と健康」。

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緑茶と健康

掲載日:2009年11月13日

緑茶に含まれる健康に良い栄養素を御紹介致します。

■ カテキン
◎ 緑茶の『渋み』『苦味』を作り出している成分で、ポリフェノールの一種で緑茶成分全体の10〜18%です。
◎ 湯のみ1杯の緑茶に溶け込んでいるカテキンは、70〜120mg。

<カテキンの働き>


  1. カテキンの成分『エピガロカテキンガレード』を与えると、発ガン率が著しく抑制されることがマウスの実験でわかっています。

  2. 老化や万病の元になる活性酸素や過酸化脂質を撃退する抗酸化作用を持っています。

  3. コレステロール値を抑制。悪玉を減らして、善玉を増やします。

  4. 糖質の消化吸収を遅らせる働きがあり、血糖値の急激な上昇が抑えられます。

  5. 食中毒の90%以上が、細菌や、ウイルスを原因としますが、カテキンは大変強い殺菌効果がありコレラ菌やブドウ球菌など複数の細菌の機能を抑える働きを持っています。

  6. 10杯分の緑茶で、アレルギー反応が半減します。治療薬(トラにラスト)と同じ程度の効果があります。咳や喘息にも効果的。気管支の収縮を抑えヒスタミンの作用を和らげます。

■ カフェイン
◎緑茶の『苦味』を作り出している成分。

 <カフェインの働き>
疲労回復、覚醒効果、大脳刺激、強心作用、利尿作用

■ テアニン
◎緑茶の『甘み』『旨み』を作り出している成分で、茶の葉にだけ存在します。

<テアニンの働き>
カフェインの作用を穏やかにし、脳の神経志望に作用してリラックスさせる『ヒーリング(癒し効果』があります。

■ ビタミン
◎ビタミンCは、風邪の予防や美肌効果があり、ほうれんそうの3倍近く含まれています。また緑茶に含まれるビタミンCは熱に強いという性質を持っています。
◎緑茶に含まれるカロテン(体内でビタミンAと同じ働きをするもの)はにんじんの10倍です。
◎老化防止に効果のあるビタミンEも含まれています。

※ビタミンA、ビタミンEは脂溶性のため、緑茶には出てきません。摂取するには緑茶の葉を食べましょう。

■ 食物繊維
◎大腸がん予防に効果があるとされている食物繊維は、水に溶けるものと溶けないものがあります。緑茶に含まれている食物繊維の多くが水に溶けないタイプ。しかし、葉をそのまま粉末にした抹茶なら食物繊維をたっぷりとることができます。

■ フッ素
◎葉の表面を強くし、虫歯にならないための抵抗力をつける成分です。また緑茶にはカテキンも含まれるので、虫歯の原因になるミュータンス菌の増殖と、歯垢が出来るのを防ぎます。

■ ミネラル
◎新陳代謝が円滑に行われるのに必要な栄養素です。
◎緑茶にはカリウムが豊富です。カルシウム、リン、マグネシウム、鉄なども含まれております。
◎ミネラルは、血液のアルカリ性を保ちます。緑茶も野菜や果物同様、体によいアルカリ性食品といえます。

■ サポニン
◎朝鮮人参や柴胡などの漢方薬の主成分として知られている成分です。
◎鎮静、鎮痛、インシュリン作用、中枢神経興奮作用、抗疲労効果、精力増強作用、脂質低下作用、強心作用、血栓予防作用など、さまざまな効果を持っています。
◎緑茶には、0,1%のサポニンが含まれています。これは納豆に含まれる割合と同じです。

山科茶舗によるお茶コラム