お茶コラム:お茶淹れ上達への道

日本茶鑑定士・日本茶インストラクターによるお茶コラム。
今回は「お茶淹れ上達への道」。

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お茶淹れ上達への道

掲載日:2010年09月18日

お茶の淹れ方がうまい
とか下手とか
言いますがどこで差がつくのでしょう?

本日も実店舗でお茶をお出ししていると
ココで飲むお茶は美味しいんですけど
家で淹れると...
というお客様からの声がありました。

一般的には
粉茶、焙じ茶、番茶、安い煎茶等は
沸かしたてのお湯やポットのお湯で
淹れられると思いますが、
あまり問題ないと思います。

問題は上煎茶以上
のお茶だと思います。

"お茶の淹れ方がうまい"
といわれるには

1、お湯の温度を落とす
2、茶葉を多めにする
3、小ぶりの急須、湯呑を使う

でかなり美味しく淹れられると思います。

もっと具体的に書きます。(上の番号に対応)

1、95℃くらいのお湯→湯呑→湯冷まし→急須
  という形でお湯の温度を下げていく

2、1人分(4g)2人分(6g)位は使ってほしい

3、急須は2人用くらいまでのがいいです
  湯呑もちょっと小さめがいい

結局、あわただしく会社でお客様に出したり
バタバタと家の食事の時にお茶を淹れても
美味しくするのは確かに難しいかもしれません

会社には大人数用の急須しかないかもしれないし
家ではお湯を冷ましてなんかいると、ご主人から
"遅い"と怒られるかもしれません。

少しでも美味しく淹れられる様になれば
それでいいと思います。

いまある急須と湯呑で茶葉がこのくらい。
など時間があるときに実験しておいては
いかがでしょうか。
お茶淹れ急須.jpg

それでも、絶対お茶淹れがうまくなりたい方は
急須、湯呑、茶さじ
この3つを思い切って購入されると
"お茶ライフ"かなり変わると思いますよ。
(いい大きさのをお持ちでない場合ですが)

お茶の淹れ方、茶葉に関するご質問等ございまし
たら、どうぞお気軽に店長宛メールください。

山科茶舗によるお茶コラム