お茶に関する専門用語
掲載日:2009年11月13日お茶を職業にしている人たちで使われている専門用語です。お茶の世界をより深く勉強したい方は参考にされてください。
生葉(なまは)
加工する前の茶葉のこと。
茶葉(ちゃよう)
一般には『ちゃば』と呼ばれますがお茶の世界では『ちゃよう』と読みます。『生葉』と同じ意味で使用しています。
みる芽
若い芽吹いたばかりの新芽のこと。もとは静岡の方言。
こわ葉
みる芽の反対語。成長が進んで、形が大きく厚くなってしまった状態の葉のこと。
出物(でもの)
玉露や煎茶の仕上げ工程で余分なものとして取り除かれたお茶。茎茶、粉茶、芽茶など。
火入れ
お茶の仕上げ工程で、茶葉を乾燥させること。
火香(ひか)
仕上げ工程での乾燥によって生成される香りのこと。
火減り(ひべり)
仕上げの工程での乾燥によって、茶葉の総重量が減る割合のこと。
新鮮香
お茶の香気成分のうち、揮発性の高い香りをさす表現。
荒茶
仕上げ前の原料茶のこと。
水色(すいしょく)
茶碗にお茶を注いだ時のお茶の色のこと。
合組(ごうぐみ)
茶葉をブレンドすること。略して合(ごう)ともいう。