お茶コラム:お茶に関する専門用語

日本茶鑑定士・日本茶インストラクターによるお茶コラム。
今回は「お茶に関する専門用語」。

お問い合わせはフリーダイヤル0120-177-515まで。

お電話・FAXでもご注文頂けます。
お気軽にお問い合わせ下さいませ。

お茶に関する専門用語

掲載日:2009年11月13日

お茶を職業にしている人たちで使われている専門用語です。お茶の世界をより深く勉強したい方は参考にされてください。

生葉(なまは)

加工する前の茶葉のこと。

茶葉(ちゃよう)

一般には『ちゃば』と呼ばれますがお茶の世界では『ちゃよう』と読みます。『生葉』と同じ意味で使用しています。

みる芽

若い芽吹いたばかりの新芽のこと。もとは静岡の方言。

こわ葉

みる芽の反対語。成長が進んで、形が大きく厚くなってしまった状態の葉のこと。

出物(でもの)

玉露や煎茶の仕上げ工程で余分なものとして取り除かれたお茶。茎茶、粉茶、芽茶など。

火入れ

お茶の仕上げ工程で、茶葉を乾燥させること。

火香(ひか)

仕上げ工程での乾燥によって生成される香りのこと。

火減り(ひべり)

仕上げの工程での乾燥によって、茶葉の総重量が減る割合のこと。

新鮮香

お茶の香気成分のうち、揮発性の高い香りをさす表現。

荒茶

仕上げ前の原料茶のこと。

水色(すいしょく)

茶碗にお茶を注いだ時のお茶の色のこと。

合組(ごうぐみ)

茶葉をブレンドすること。略して合(ごう)ともいう。

山科茶舗によるお茶コラム