お茶コラム:品種茶へのこだわり。

日本茶鑑定士・日本茶インストラクターによるお茶コラム。
今回は「品種茶へのこだわり。」。

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品種茶へのこだわり。

掲載日:2011年05月29日

H23も新茶がスタートして早1カ月半
ここ九州ではたくさんの茶名産地にある
様々な品種茶が摘採されています。

品種茶の宝庫である鹿児島や福岡県
八女、嬉野など美味しいお茶を求めて
足しげく産地に出向いています。

そこでまずは茶の鑑定。
白い鑑定用湯呑に茶葉を4g。
それから熱湯を注ぐ。
お茶の鑑定は熱湯が基本。
お茶の欠点がでやすいのです。

抹茶入玄米茶きれいな写真.jpg


茶の外観は?
香気は?
滋味は?
水色は?

それからお茶って同じ産地で作った同じ品種
のお茶でもその年によって出来がよかったり
そうでなかったり。ワインの如く。
だからまず茶葉を見極める確かな目が必要。


今年買い付けた品種は
あさつゆ、さえみどり、かなやみどり
くりたわせ、おおいわせ、おくみどり
はるもえぎ、つゆひかり、やぶきた
などなど

品種茶にもそれぞれに特徴があります。

・芳醇でやさしい茶の香りが何とも言えない。

・日本茶がもつ本来の甘みにいやされる。

・水色が引き込まれそうな清らかで深い緑色。

・飲み口が良く、渋みと甘みの調和が絶妙。

当社では品種茶を知り尽くした日本茶鑑定士
山科康也が、品種茶の特性を生かしたお茶の
製造に励んでおります。

『こんな美味しいお茶があったのか』
そういう全国の方の声を聞きたい。

日本茶が大好きでもっと、もっとお茶の事を
深く知りたいという方は何なりとご質問や
ご要望をおよせください。

店長

山科茶舗によるお茶コラム